携帯のデータボックスが一杯なのに気付き、
それも如何なものかと思っている。
日付変わって本日、一年前の丁度今日、
手術を受けた。
今思い出したけれど、前日はよく眠れと言われたのに、
隣室の爺さんの鼾があまりに激烈で、ほとんど眠れなかった。
御陰さまで手術本番では、麻酔が効きすぎるほど効いて副作用まで出た。
入院中は猫の面倒をちゃぎおんにお願いして、
一方ならぬお世話になった。
夜に届く猫の写真を見て、
あぁ撫でたい撫でたいと思っていた。
そのデータまで残しているからいけないのかも知れない。
データと言えば、ちゃんなつが送ってくれた動画も残っている。
自宅で撮った愛犬アブの様子が余りに可愛くて何度も観た。
夜中にまた観たくなって病棟を抜け出して、ニヤニヤ観ていたら警報が鳴り、
警備員三名と婦長さんがやって来て、こてんぱんに叱られた。
その思い出込みで残っている。
夜中でこてんぱんと言えば、MANDALAの皆さんがお見舞いに来てくれて、
何故か廊下で身体測定をして帰った後、光を漏らしちゃいけないと布団を被り、
ヘッドフォンをつけて、差し入れのDVD「滑らない話」を観ていた時の事。
笑いをこらえてヒクヒクしているのが、術後の痙攣に見えたらしくて、
「大変です」と見回りの若い看護士さんが主任さんを呼び、医者を呼び。
皆で駆け付け「しっかりして下さい」と布団をめくったら、
笑い泣きしている僕がいた。
またしても叱られた。
他にも色々しでかしたので、
今思えば問題のある患者だったんだろうなぁと思う。
御陰さまで今や食欲をどう抑えるかが課題の僕で、
それは本当に幸せな悩みだ。
コーヒーカップも、吹き込んで頂いた曲も、沢山のDVDも、
本も、手作りのお守りも、お手紙も、大切にしております。
あの時にお力添え頂いた皆様に、
改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
猫写真の話から逸れてしまったけれど、
いまから軌道は戻らないので、
今日はそろそろ猫と遊びに帰ろうと思う。